〈保管庫〉

2015年9月30日水曜日

コンサートホールでの鑑賞妨害・帰路列車内

2014年10月18日、コンサートからの帰路。これは『鑑賞妨害 コンサートホール2』の後、JR神戸線下り快速列車内の様子を記録したものである。《動画》コンサート終了後、屋外での様子。

電車に乗ると2匹の警官を見つけた。若い警官と下のノートブックの男が列車内で私を威圧し恫喝するつもりで待ち構えていたということである。
 若い方は私をにらみつけていた。まあ、ここまで小さいクズを見たことがない。いくら頑張っても、情けないチンピラ振りが透けて見えるだけの話である。鑑賞妨害の男がホール内でやったことと目的は同じである。



私が携帯を出すと慌てて顔を伏せ、人影に隠れた。撮影されるととっても恥ずかしい。表に出せない行為である。こいつらには恥の感覚はないが、子供らに嘘の中で生きていると見破られるのが怖いのである。

私が車内でノートの男を見つけてすぐに、どこからか(笑)男の携帯に電話が掛かってきた。

短い電話だったが、男の様相が変わった。顔が紅潮ししまりのない笑いが漏れた。顔面の筋肉が崩壊した。丁度、ホールの男に笑いが漏れた瞬間と同じ、こんな感じ〈動画予定〉である。

男は落ち着きをなくし、こちらを強く意識し始めた。なぜか(笑)ノートパソコンを取り出し、画面を凝視し右手を頭頂部にのせて髪をいじり始めた。(この場面撮影されていない。撮影はこの後)この男は私の室内での仕草を、盗撮画像を見ながら「ほのめかし(ガスライティング)」をやっているのである。
《盗撮に関する関連動画》

1.室内盗撮によるほのめかし 
2.隣のパープ

これはもちろん、私が電磁照射を受けて頭の締め付けや頭痛をこらえている時の仕草である。この仕草はほとんど室内でしかしない。

こうすることで警察の強大な武力を実感しオノレの心の平安が保てるのである。もちろん、一般人も巻き込み、できるだけ多くの人間に見せた方がターゲットのダメージにつながり、相対的に自分が優越的立場を感じることができる。一般人は警察の側に立つと違法な盗撮動画、盗聴メール、捜査で知り得た情報、個人情報など得放題となり、権力(この場合脱法行為であるが)の一部を得た気になる。警官は騙した仲間を増やせたことで心の平静が戻るというわけだ。

ノートを広げた男の後で画面をのぞき込んでいる乗客がいる。私はずっと様子を観察していたが、一般市民のようである。特にノートの男が「おまえも見ろよ」と言う具合に画面を市民に向けたわけではない。男は一般市民がのぞき込んでいることに気づかないだけである。その乗客は顔面が蒼白になり、じっと画面をのぞき込んでいた。

盗撮動画にたとえば、自宅内のトイレ、浴室・脱衣室などが映っていたのかも知れない。単に室内を撮影しているのではないと想像した。画面に『兵庫県警』(笑)のロゴが映っていたかもしれない。この部分はあくまで想像である。

左側の仲間は、男に「後から覗かれている」ことを知らせようとしたのか、一般乗客に「覗くな」と威嚇しようとしたのか、それは分からない。ただ、見られ、非難されているような雰囲気を感じ取ったようで乗客はその仲間の方を素早く向いた。これがその瞬間の画である。〈追記予定〉


それにしてもみっともない話である。

2015年9月29日火曜日

ヨーロッパ周遊「集団ストーカー」の記録 7

全日程を投稿する予定だが、ストーカー記録として重要な日を優先。
■7月13日
ローザンヌ(スイス)~ケルン(ドイツ)

強い照射で全く眠れず。6時過ぎにローザンヌのホステルを出る。ベルン行きのホームを探すのに手間取り6時台の列車を1分差で逃す。次の列車をホームで待つ間、朝食をとることにした。キオスクでコーラ、チーズとサラミだけのサンドイッチで900円ほど。すぐ近くにパープが座っていた。

7.16 スターバックス車両、2階建てのカフェ。軽装の観光客が多い。

7.20 ローザンヌ発 
2階建て一等車の2階に座る。この車両は通勤のビジネスマンが多く最初は落ち着かない。通勤中も仕事をしている方々がほとんどだった。「鳴り」はなし。レマン湖畔の手入れされたブドウ畑と家並みを抜ける車窓の風景は美しく、久々にくつろぐことができた。

7.51 少し心臓に違和感。心拍計を見るとただ座っているだけで99に上がっている。
8.34 ベルンでバーゼル行きに乗り換え
8.54 心拍 96 98に上がる。よれよれの服装をした男性乗客の通路を隔てた斜め後ろの座席に座る。
9.18 「鳴り」が始まる。攻撃者はその男で間違いない。
9.38 乗換駅バーゼル

10.13 乗り換え列車の発車間際に「出発が11番ホームに変更される」というアナウンスが流れる。乗客は大慌てでホームを移動している。私は乗客が移動し始めてから、改めて構内放送に聞き耳を立てると確かにホーム変更をアナウンスしている。ドイツ語(全然わからない)も英語も自然に耳に入ってくるということはなく、意識を向けないと聞き取ることは難しい。自分とは関係ないとボーッとしていると、脳内ではアナウンスも騒音とみなしてしまうようである。困った結果にはならなかったが、教訓となった。(もしかして、日本語でも聞き逃してしまうかもしれない)。
電光掲示板に出発ホームが表示されて、乗客が集まった後で変更になる、などということが頻繁に起こるものだろうか。アムステルダム中央駅での出来事を思い出す。これも公安当局の妨害工作と思われる。小学生がドイツ鉄道を運営している訳でもあるまいし。

12.23 マンハイム 鳴りなし
13.30 車中「鳴り」中、鳴りで仮眠から起こされる。
14.05 ケルン着
駅構内のデリカテッセンで昼食。食事中も「鳴り」はつづく。
15.19 少し駅構内、駅前を歩く。正面出入り口に遊興尾行している細い日本人の警官が一匹いる。本物のテロリストは怖くて待ち伏せできないがオノレが安全と分かるとまとわりつく。危害を加えられないと知るとやり放題。卑怯で腐りきった組織である
とりあえず荷物を置くために徒歩でホテルに向かう。地下鉄一駅分の距離である。歩いている間も「鳴り」あり。ホテルまで100メートル程手前の舗道上で立ち止まり振り向くと、5メートルほど後ろの尾行の男もなぜかピタリと立ち止まった。片手にはテイクアウト用の紙コーヒーカップを持っている。気づかれたくないなら、対象者とは無関係という顔で通り過ぎるはずである。人手が足りないのと所詮、日本の無能警察に依頼された「無害な市民に対する尾行」である。気づかれようが、殺される訳ではないと、不自然なタイミングで歩道の真ん中で止まる。男を先にやり過ごそうと立ち止まったままでいると、私を追い越した。「鳴り」は止まった。耳を澄ましても「鳴り」は聞こえない。間違いなく止んでいる。しばらく様子を見ていると、立ち止まり引き返してきた。

正面に駐まっている車の左方向がホテル

こちらに向かって引き返してきた。

 この男、私の行き先を知っていたはずで、尾行としてはそれを悟られたくなかったと思われる。右手にコーヒー、左手に「携帯」、攻撃態勢に見えないだろうか。この携帯が武器と考えられる。
その男、雰囲気は失業者風を作っており、勝手知ったる他人の家とばかり近くの建物の中に入っていった。福祉関係の建物か、または図書館か、などとその時は想像した。とりあえず後で調べることにし玄関横の銘板を撮影した。


帰国してから調べると「連邦裁判所・租税裁判所」ということである。公僕にとっては絶好の避難場所ということになる。

15.21 ホテル手前 
15.39 チェックインして窓の外を撮影
15.42 室内で「鳴り」始まる。早い。3分後である。周到に準備されている。仮眠を試みるが、中程度の鳴りが続く。全く眠れず。
18時半頃、旧市街地を散策しようと、再びこの前を通りかかると二人の浮浪者風の男が玄関先に座っていた。若い方に何の建物か聞くとその男、知的障害者を装って「おれ、おれ、・・・だから・・わぁらない」と返事し、さも私に虐待されたと言いたげに立ち上がり、逃げるように、すぐそばの地下鉄入口 に降りていった。立ち去る様子は、大変姿勢が良く動きはそこそこ洗練されていた。障害があるようには見えない。現地の私服だと考えた。

19.00 大聖堂に入る。内部では「鳴り」はない。直前まであった「鳴り」がピタリと止まるわけだからわかりやすい。荘厳なオルガン曲が流れていた。礼拝用の長いすに座り1時間ほど聴く。大聖堂内部の彫刻、ステンドグラス、備品に施された装飾、眺めていて飽きることがない。

20.30 大聖堂を出る。再び、昼食をとった駅構内のデリカでチキンレッグとサラダを買う。ホテルへの帰路、途中の小売店で瓶ビール2本買う。「裁判所」の前で一台の箱バンが失業者のための食事の配給をしていた。20人ぐらい集まっていたが、違和感を覚えた。まだまだ外は明るいが夕食の配給時間にしては遅い。半数はこざっぱり(ホームレスと比べてだが)した服装で私服警官にしか見えなかった。行政裁判所の壁にもたれかかっていた私服をまじまじ眺めていると、体を起こし威嚇してきた。まあ、ここらあたりはご愛敬というところである。

2015年9月9日水曜日

〈資料庫〉反原発いやがらせと公安警察

原発問題 品性問う

反対派へ嫌がらせの手紙・はがき50点

朝日新聞 2013年8月9日夕刊

反原発運動に参加する人たちに届いた嫌がらせの手紙などを集めた風変わりな展示会「反原発へのいやがらせの歴史展」が10、11両日、東京・新宿のギャラリーで開かれる。主催者は「原発が推進されてきた裏で、陰湿な圧力があった事実を知ってほしい」と話している。

「あなたはダニです」。展示されるのは、こんな文言が入った手紙やはがきなど約60点。1990年代から2000年代初めのものを集めた。当時は毛髪やたばこの吸い殻、ゴキブリの死骸などが入った封筒も届いたという、ひわいな内容のものや、郵便受けから盗まれたとみられる他人の郵便物が送られることもあった。
 手紙を提供した1人で、都内の足立由紀さん(61)は86年のチェルノブイリ事故をきっかけに反原発運動に関わり始めた。市民グループをつくって勉強会を開き、自分と同じ小さな子を持つ母親に参加を呼びかけた。時には、建設候補地での反対運動に加わった。
 奇妙な郵便物が届くようになり、夜中に何度も無言電話がかかってきた。身に覚えのないクレジット会社から請求が届いたこともある。知らぬ間に、約300万円のトラクターを広島県の農機具店から購入したことになっていた。「勝手に借金までつくられ、背筋が寒くなった。ここまでやるのかと」
 「意味不明のものもあれば、明確な意図を感じるものもあった」。原子力資料情報室共同代表の石尾漠さん(66)は、自分が差出人の「ニセ年賀状」が出回った。文面は、自らを過激派だと思わせる内容だ。「参加者やメンバーの分断を狙ったものだろう」とみている。
 同情報室スタッフの藤井正子さん(60)のもとには1日数十通の手紙が束になって届く日が2~8年続いたという。子供と歩く姿を撮られた写真のコピーもあった。「金も人手もある大きな組織が背後にあったのではないか
 こうした手紙やはがきは全国各地で確認され、95年には同情報室をふくむ5団体と個人66人が日本弁護士連合会の人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。その当時に確認されたものだけで約4千通あったという。
 企画した海渡雄一弁護士は長く原発の運転差し止め訴訟などに関わり、こうした資料を集めてきた。「原発再稼働をめぐる攻防は、これから本格化する。今後また、過去のような反対運動への妨害工作が起きる可能性がある」と話す。
 10日は午後1時から5時、11日は午前10時~午後4時、新宿区西新宿2丁目の区立区民ギャラリーで。入場無料。(木原貴之)

https://youtu.be/USVzGdx9zpw

【原子力資料情報室CNICトピックス】
原発反対運動への異常ないやがらせ
1986年4月にチェルノブイリ原発事故が起きました。その数年後日本でも、原発反対­運動が大きく盛り上がったことがありました。1988年2月に伊方原発の出力調整試験の反対運動が空前の盛り上がりを見せ、1988年4月には日比谷公園で2万人の集会が成功しました。1992-3年にはあかつき丸によってフランスからのプルトニウム輸送­が行われましたが、これに対しても、世界的な反対運動のネットワークが作られました。この展覧会で明らかにしようとしている原発反対運動へのいやがらせは1980年代の終わり頃から見え隠れし、1993年ころがピークで、2000年頃まで続きました。あま­りにも卑劣なやり方に全国の活動家たちが集まり、1994年から準備して1995年7­月には日弁連に人権侵害救済の申し立てをしました。
私はその申立人らの代理人でした。この人権侵害の特徴は、原発反対運動に係わる個人に対して、大きな組織が結託して、執拗に継続されている権侵害であるということです。また、個人の自宅や自宅周辺の写真を­送りつけるなど、身辺への危害をほのめかす卑劣きわまりないものでした。郵送されて来る文書の中には、明らかに違法に収集されたと思われるまったくの第三者宛の信書や税金関係などの請求書、使用済みの大量のJR切符や運動内部で配布された文書や原子力推進­機関の内部資料などが含まれていました。これらの意味するところは、この人権侵害の実行者たちは、目的のためには違法行為も辞さない、あるいは、自分たちは違法な行為をしても責任をとわれない集団であるという印象を与え、言いしれぬ恐怖感をもたらすもので­した。
この展覧会の意味
今日に至っても、このような嫌がらせを行った犯人はわかりません。日弁連は、行為者が不明という理由で結論を出すことができませんでした。しかし、現時点で見れば、このような嫌がらせは、電力会社と公安機関、そしてキャンペーン活動のプロ集団が複雑に絡み合った組織による組織的な運動破壊であったと思われます。
今年の秋から、原発の再稼働、新増設への動きに拍車がかかるでしょう。これに対応して­反対の活動も活発となることでしょう。そのとき、手紙や写真という伝統的な形とは変わ­るかもしれませんが、1990年頃と同じような目的で、ネットなどを使ったより巧妙な反対運動への攪乱工作が行われるのではないかと強い危惧を感じます。
この展覧会の目的は、このような活動を未然に防止するために、過去の嫌がらせの歴史を正確に多くの市民に知っていただきたいということです。さらにこの反倫理的な犯罪的行­為に荷担したおそらくは数百人に上る者の中から、過去の行為を認め、詳細を明らかにす­る者が名乗り出てくれることを願うところにあります。
私たちは、このような行為に手を染めた個人の責任を追及したいわけではありません。す­でに法的には時効にかかっているでしょう。しかし、どのような機関が責任を問われるべきかを明確にしておくことが、今後おなじような嫌がらせが起きないようにするため、何­よりも重要であると考えるからです(展覧会実行委員会代表 海渡雄一)。
  • 無言電話
  • 個人・団体を誹謗中傷する文書、
  • 絵はがき、シール
  • 写真(反原発の集会の写真・被害者らの写真・被害者らの自宅および付近の写真等)
  • 新聞(日本語・英語・スペイン語・ペルシャ語・韓国語)の送りつけ
  • 特定の個人団体の手紙・書類のコピー、労組の通達文書、大学・専門学校の入学案内、各種の企業の入社案内、種々のパンフレット類、各種の運動体のチラシ・ビラ
  • 生理用品、紙幣、硬貨、笹蒲鉾、菓子類、鈴虫、タバコの吸い殻、マッチ、毛髪、薬カプセル、バンドエイド、枯れ草、ポルノビデオカタログ
  • 明らかに不正な行為によって入手したと思われる物(JR切符、電話料金請求書などの各種料金請求書、納税通知書、特定の個人・団体の内部文書)も送られている。
  • 原子力資料情報室1995年7月、不正な手段で入手したと思われる千代田区在住者宛の郵便物が11通同封された郵便物が差出人のない状態で届けられた。申立人は東京中央郵政監査室に連絡をとり返還した。
  • 通常郵便、速達郵便、エアメイルなど、中には料金不足のものもある。

嫌がらせ行為の目的(海渡弁護士の推理)

  • 反対運動の撹乱工作(内部情報を脚色したものが数多い)
  • 尾行していることを誇示する子供を撮った写真など(子供に危害を加えるという脅迫)
  • 市民団体の女性スタッフの名前を詐称してトイレに落書きして、いやらしい電話をかけさせるなどの性的な嫌がらせ
  • 郵便物の抜き取り、依頼していない商品を送りつける、着払い商品を送りつける。名前を勝手に使った郵便物の不特定多数への送付。
  • 人格を誹謗中傷する内容
  • 生理用品や枯れ草、鈴虫
  • 違法に入手されたと考えられる物の送りつけ超法規的集団であることを誇示し、底知れぬ恐怖感を与えようとしたと考えられる
  • 全世界から手紙を一斉に送りつけるなどの手口も、同様に嫌がらせを敢行している集団の世界的な広がりを示そうとした。 

攻撃受ける反原発運動。千葉麗子さんは愛車破壊~新宿で「反原発へのいやがらせの歴史展part2」

反原発運動に携わる人々が受けてきた嫌がらせを展示する「反原発へのいやがらせ展Part2」が18日、東京・新宿中央公園内にある区民ギャラリー1階で始まった。昨年8月に続いて2回目。これまで、全国の原発反対運動の関係者が受けてきた嫌がらせが紹介されているほか、主催した海渡雄一弁護士や千葉麗子さんによるトークも行われた。千葉さんは、自身が受けた愛車破壊を初めて告白したうえで「脅しには屈しない」と語った。19日まで。入場無料。

愛車にスプレーで「原発推進」


 「事件が起きたのは昨年、7月2日の朝でした」

 まるで、封印を解くかのような〝告白〟だった。

 学校へ送り出したはずの息子が息を切らせて帰ってきた。お弁当でも忘れたのかと振り返った千葉さんは、息子の言葉で事態を知る。「母ちゃん、やられてる!」。

 駐車場に出ると、愛車の窓ガラスは粉々に割られ、タイヤはパンク。ボンネットには黒い油性スプレーで「原発推進」と殴り書きされていた。

 福島原発事故以降、抗議集会などでマイクを握ることの多かった千葉さんは、いつしか反原発運動のシンボル的な存在になっていた。ツイッターなどでもストレートに「脱原発」「脱被曝」を訴えてきたことから、ありとあらゆる誹謗中傷を受けてきたという。

 「それはそれは『千葉麗子死ね』など、いろいろ言われてきました。でも、こういう性格だし、いくら汚い言葉で罵っても響かないと考えたのではないでしょうか」

 時折、笑みを浮かべながら明るく話したが、当時の話になると涙があふれた。「多くの方に支えていただき、今でこそ笑って話せるようになりましたが、当時は怖かった。一番心配したのは、息子が殺されるんじゃないかということです。私はいい。でも、息子はきちんと守りたかった」。愛車を破壊されて数日後、今度はツイッターに「お前、毎週金曜日は18時から20時までは官邸前に行っているんだろう。その間、お前の息子1人だな、イヒヒヒ」と書き込まれたのだ。「母親の私の一番弱いところを陰湿に突いてくるやり口は許せない」と振り返る。

 現在も警視庁による捜査は続いているが、犯人逮捕には至っていない。眠れぬ夜を幾晩、明かしただろう。車を目にしただけで吐き気に見舞われることもあった。それでも、事件を公にし、聴衆の前で話す決意をしたのには「同じような被害に遭っている人がいるんじゃないか」という思いがあったからだという。

 「ここまでされて、それでもなお、皆さんは声をあげられますか?今回は、負けちゃいけないんだというメッセージを込めて発表しました。絶対に負けないぞと。私は脅しには屈しません」

昨年夏、愛車を破壊される嫌がらせを受けた千葉

麗子さん(中央)。ボンネットにはスプレーで「原発

推進」と殴り書きがされていた。「脅しには絶対に

屈しません」と力強く語った
新宿区立区民ギャラリー

 

運動を揶揄した「いろはカルタ」も


 会場では、海渡弁護士が「特筆すべき面白さがある」と語る、反原発活動を揶揄したいろはカルタも紹介されている。1993年夏に原子力資料情報室に贈られてきたというカルタは「いつまでもチェルノブイリじゃ人は飽き」「運動が取材されればただ嬉し」「生い立ちになぜかわけあり反原発」「誇張して怖がらせるのが僕らの手」などと、反原発運動を徹底的にこき下ろしている。「ものすごい時間と労力、費用がかかっているはずだ」と海渡弁護士。「言葉も巧みに使われており素人仕事ではないだろう。広告代理店に勤めているような人が、アルバイトで作ったのではないか。では費用は誰が負担したか。お金のある電力会社に違いない」と分析した。

 「福島原発告訴団」などが、昨年9月以降に受けたサイバー攻撃も紹介。同告訴団には一晩で14万通もの「メール爆弾」が送り付けられ、活動に支障が出た。その後、全国で30を超す市民団体が同様の被害に遭っていることをスクープした朝日新聞社会部の須藤龍也記者は、トークで「日本で初めて市民団体が標的となったサイバー攻撃だ。1分間に最大で300通ものメールを送りつけるなど執拗な攻撃の意思が感じられる。『Tor(トーワ)システム』を使って発信元を短時間でドイツ・フランクフルトやアメリカ・ボストンに変えるなど、用意周到に綿密に準備されたものだろう」と話し、市民団体側の自衛を促した。

「原子力資料情報室」を設立した故・高木仁三郎

さんも嫌がらせを受けた1人。存命中に死亡をで

っち上げられたこともあった

「ひるまず発言続けよう」と主催者


 「嫌がらせをする連中の狙いは、 反原発運動の内部をいがみ合わせて運動させなくすることです。実態を知ることによって、こういうものに動じないという我々の中での合意を作っていく必要があります」と主催した海渡弁護士。「萎縮してはいけません。ひるんではいけません。むしろ大らかに、どんどん発言していきましょう」と来場者に呼びかけた。

 日本は民主主義社会だと、誰もが小学校で習う。日本には言論の自由、思想の自由があると。だが、原発政策に異を唱える人々は、常に嫌がらせの対象となってきた。運動に積極的に参加する人たちが、付きまとわれたり隠し撮りをされたり、自宅の電話番号を流布されたり、宅配の食品を大量注文されたりしてきた歴史が、会場には詰まっている。

 さらに現代はネット社会。須藤記者も「サイバー攻撃は、技術さえあればかつての嫌がらせよりお金も手間もかからない。サイバー攻撃そのものがビジネスとなっている」と警鐘を鳴らす。

「福島原発告訴団」は昨年9月以降、一晩に14万

通ものメールを送りつけられるサイバー攻撃を受

けた
参考 警察裏金の内部告発者 仙波敏郎氏が警察組織から受けた嫌がらせ wikipediaより 

大量の花や寿司が届けられる、架空の結婚式を予約されキャンセル料を請求される、「人殺し」と叫ばれ窓ガラスが割られる、飼い犬が石を投げつけられ殺される、車を壊される、自宅や職場に誹謗中傷の電話 がひっきりなしにかかってくるなど。また親戚と疎遠になり、京都の大学に在学中だった次男は家庭教師のアルバイトをすべてクビになった[1][2][4] 

尾行にはNシステムセコムが開発したGPS発信装置が利用されている可能性が高いという。郵便物が持ち去られたこともあり、電話や電子メールが傍受されている可能性も高いという。仙波の告発後、愛媛県警は通信傍受技術に精通したNTT職員を警察官として採用し、高額の通信傍受用機器を納入している[5][2]犯罪捜査のための通信傍受に関する法律も参照。

2015年9月8日火曜日

偽障害者を使ったストリートシアター

2014年4月1日、歯科治療を終えた正午過ぎ、約15人で次々とコリジョンを仕掛ける様子を撮影したのが次の動画である。



確認できたのは14人。他に映像に映っていない見張り役もいるはずである。「何度見直しても普通の人々にしか見えない。被害妄想じゃないか」、と疑問を持たれる方もいると思う。が、よく観察していただくと不自然さがわかるはずである。たとえば、あらかじめ私に関する識別情報を聞かされ、必ず私を見て照合作業をし、認識している。また、行動そのものが非日常的な心理状態で行われるために違和感が際立つ。特異な高揚感にあふれ、参加者はそれぞれ一体感を持ち快活である。加虐の喜び、優越を感じている。

今回は警官以外のパープも混ざっていると思われる。

歯科治療の前後に、金と暇にあかせたバイクによる“まとわり”や人数をかけたコリジョン(衝突)、待ち伏せなどを絶え間なく仕掛けてくる理由について現在の私の解釈である。

(1)予約日時を歯科医院から口頭で得ている。歯科医院側はその情報を元に、警察組織によって嫌がらせ尾行、コリジョンなどの心理攻撃が行われることを知らない。警察側は対象者に「攻撃には歯科医院も参加している」と錯覚させたい。そうすることで対象者により孤立感を持たせることができる。

(2)執拗な「まとわり」などの心理打撃および、「耳鳴り」などの攻撃を治療前に与えることで対象者の中に警官に対する『殺意に相当する憎悪感情』を持たせ、表情を悪くさせ、直後に会う医師にその感情を伝播させたい。医師側から見ると「何か治療に不満でもあるのだろうか」と考える。良好な人間関係の構築を妨害することが目的。平穏な心理状態で治療を受けさせない。

(3)医師という職業は警察協力者の中でも重要人物となる。実際には協力者でなくともそのように警察組織内部で見せかけることで、立案者の「実績」「功績」となる。高度な専門性を持つ人物を協力者として取り込んだように見せかけるために医師の協力を起点として多人数の警官を参加させ、多額の予算を消費していると、既成事実を作る。「医師を取り込んだ」、これは国家への「功績」である、と屁理屈をこねることで、より多くの予算が消費できる。それはそのまま警察予算の洗浄であり、すなわち私腹を肥やすことである。

(4)対象者が医師に嫌われているので、警察の力で「丁寧な治療が受けられるようにしてやった」と恩着せし、それを吹聴したい。

(5)善良な重要人物を騙し取り込む(実際は取り込まれておらず、やり過ごしているだけである)ことで、鬼畜犯罪である「組織・集団ストーカー」への良心の呵責、もし奴らにあればだが、を低減させることができる。


【動画の補足】

0:17 外を行進する2人組の後ろの男はこちらを見てタイミングをはかっている。
0:38 車いすに座る老人は左手で右手を押さえている。右肩が下がっている。半身不随となった私の母親のまねをしていると思われる。脚に健常者のように筋肉がついていることから偽装と判断した。本物の障害者かどうかは不明。画像を公開することで「ああ、このじいさん、このまえヒョイヒョイあるいていた。エセだよエセ」という声が上がる・・かも知れない。



もちろんこれは犯行主体である警察組織の犯行声明である。『おまえの母親を脳溢血で倒したのは警察である』と。このメッセージは対象者である私にしか伝わらない。一般市民がこの車いすの老人を見かけても、介護者は障害者を放置して何をしているのか。どこにいるのか。せめて通路の隅に寄せてやれば良いだろうに。などと考え通り過ぎることだろう。

0:48 画面左、こちらに歩いてくる2人組。一般の方にはわかりづらい。
0:54 黒いスーツの男はサービス業、接客業のにおいがする。もちろんストリートシアター参加者である。
1:22 はげ頭の男は二度こちらを見ている。この作業員風の2人組はカメラが私の胸についていることに気づいていない。

はげ頭の姿勢の良い立ち姿である。建設的な仕事に携わっている指揮官を装っているが、さてその職務とやらの実態は。

この男の日頃のルーチンワークはいかほどのものであろうか。数枚の写真を載せておく。
得意そうなツラをしている。

血税を使ってばかげたストリートシアターを実行する。このレベルは反原発活動家に対する嫌がらせと全く同じ「亡者」振りである。はげ頭の男が知恵を絞って、嫌がらせの手紙を大量に作っている光景が目に浮かぶ。

海渡雄一 『反原発へのいやがらせ全記録』 明石書店。ISBN 4750339498。