<資料庫> 悠仁さま机の刃物は果物ナイフ 公安の偽旗作戦 (更新2019/05/01)
ueuchi shota
悠仁さま机の刃物は果物ナイフ 棒の先にテープで固定、刃はピンク色に塗装
毎日新聞2019年4月27日 22時00分(最終更新 4月28日 00時38分)
捜査関係者によると、2本の刃物は長さ約60センチの棒の先にテープで固定されていた。果物ナイフとみられ、刃はピンクに塗られていたという。学校関係者が正午ごろに見つけたが、当時は教室の外で授業が行われており、生徒はいなかった。同校は同日夕になって警察に届け出た。
お茶の水女子大付属中学校
同校はお茶の水女子大の構内にある。外部から構内に入るための正門と南門では、守衛が身分証や学生証をチェックしており、中学校の入り口も普段は施錠されているという。関係者によると、男は同校の受付インターホンで「工事の者です」などと名乗り、入り口を開けさせていた。
皇室は、皇宮警察が皇居などの警備や身辺警護を担い、外出する際は警視庁が周辺警備などを行っている。不審な男が侵入したとみられる時間帯にも、悠仁さまには警察の警護が付いていた。
同大は27日夜、ホームページで「ご心配をおかけしたことをおわびします。早急に警備体制を見直して安全確保に努めます」との室伏きみ子学長名のコメントを出した。警視庁も侵入された原因などを分析し、学校側に警備の強化を要請する。
同大3年の女子学生(20)は「他の大学より警備が厳しいはず。改元前に皇室に関係した事件が起きるのは怖い」と話した。同大大学院1年の女子学生(23)も「中学校の校舎の周りにはいつもスーツ姿の人が立っていた。どうやって侵入できたのか不思議だ」と驚いた様子だった。【山本佳孝、金森崇之、土江洋範】
(2019/5/1更新)
①公安警察は天皇制廃止を訴える左翼系監視対象団体に濡れ衣を着せ、思想犯狩りの口実を作る。
②中学校全体が警戒区域であり、警護要員はゴミ箱一つまで掌握しているはず。これは職員にも周知されているはずだが、犯人は誰にも見とがめられていない。犯人は短時間にピンポイントで悠仁さまの机を見つけ出している。これは内部情報を得ることのできる人物ではないかと、手際の良さゆえに怪しまれる。学生も不思議がっている。
③29日夜に犯人が逮捕される。警察は犯人の逃走経路を防犯カメラのリレー方式でたどることで犯人の居場所に行き着いたとしているが、犯人が監視対象となっている活動家(思想犯)であれば防犯カメラだけで逃走の足跡をたどることは困難。追跡回避の手法は持っており、二つ三つ織り交ぜてより複雑な経路を取る、と思われる。
④犯行の手際の良さに比べて、犯行2日目という早さで居場所がばれる。一直線にホテルに戻っている。点検・確認行動はずさんである。逮捕されすぐに容疑を認めている。
⑤「リレー方式」で解析。長谷川容疑者と特定し、建造物侵入容疑で逮捕状を取ってから行方を追っていた。容疑者の特定が早い。「容疑者は監視対象者であり、日頃から監視していた。」と発表しそうである。
| 捜査員に連れられ潜伏先のホテルを出る長谷川容疑者(左)(29日午後9時25分、神奈川県平塚市で)=杉本昌大撮影 読売オンラインより |
※犯人の雇用主は公安警察、と考えるとすべての辻褄があう。どんな発表があるか今後楽しみである。
『捜査関係者によると26日午前、ヘルメットをかぶり青色っぽい服装の不審な男が「水道工事で呼ばれた」と告げて校舎に入った。その後、背格好が似た男が近くの地下鉄駅の防犯カメラに映っていた。同課は男が工事業者を装って校内に侵入して刃物を置いた後、地下鉄を使って逃走したとみて足取りを追っていた。』日本経済新聞2019/4/29 22:00 (2019/4/29 22:08更新)
『警視庁は29日、住居、職業不詳、自称・長谷川薫容疑者(56)を建造物侵入の疑いで逮捕した。「中学に入ったのは間違いない」と容疑を認めているという。』朝日新聞デジタル2019年4月29日22時36分
『秋篠宮家の長男・悠仁さまが通われる中学校で、悠仁さまの机などに果物ナイフ2本が置かれた事件で、警視庁は神奈川県平塚市のホテルで長谷川薫容疑者(56)を逮捕しました。
取り調べに対し、「中学校に入ったのは間違いない」と容疑を認めているということです。学校との関係は今のところ不明だということです。』TBSニュース
『その後の捜査関係者への取材で、中学校がある大学の敷地内で一部の防犯カメラの配線が切断されていたことが新たにわかりました。近くからは植木用のハサミも見つかり、警視庁は、発覚を遅らせるために防犯カメラの配線を切断し、ハサミを捨てて逃走した可能性があるとみています。
長谷川容疑者は容疑を認めているということですが、動機や学校との接点はまだわかっておらず、警視庁は詳しく調べを進めています。』TBSニュース4/30
『大学構内の防犯カメラにはヘルメットをかぶり、作業着姿で手袋をつけた男が中学校の校舎へ向かう姿が映っていた。事件後、近くの地下鉄駅に移動しており、警視庁は、周辺の防犯カメラをたどる「リレー方式」で解析。長谷川容疑者と特定し、建造物侵入容疑で逮捕状を取って行方を追っていた。』読売オンライン2019/04/29 23:23
『保護者の話によれば「座席表」などは貼られていない』4.27 スーパーJチャンネル
『建造物侵入容疑で逮捕された自称長谷川薫容疑者(56)が学校へ侵入後、約20分で立ち去っていたことが30日、警視庁捜査1課への取材で分かった。』 時事通信社
元公安刑事で犯罪心理学者の北芝健氏は「どんな思想性があったとしても、12歳の子供をおびえさせたらアホです」と怒り、「思想性よりも、自己顕示欲の方が100倍勝っている男だ」と指摘する。
ピンク色に塗られた刃物には「意味がない」という。「(仮に)意味があっても、赤色を薄めたピンクで『国民の代表』を気取っているのかも。極度のナルシストだ。改元のタイミングで世間を騒がせて目立ちたかっただけ。先日、渋谷のスクランブル交差点にベッドを持ち込んだユーチューバーとなんら変わらない」とバッサリ斬った。
また、犯行態様も稚拙なものだった。同校があるエリアは、皇族が通う学習院のほか、複数の女子校も点在している。
「かつては田中角栄邸があり、防犯カメラの数は並じゃない。変装なんかしていたけど、実情を知らない。逃げ切ろうと思っていたのなら甘すぎる」
スピード逮捕となったが、警視庁は総力を挙げて足取りを追っていた。「平成のうちに逮捕できなければ、皇宮警察、警視庁幹部のクビが飛んでいただろう。逮捕した捜査1課はよくやったと思う」
9:22
youtube 視聴回数の改ざん
ueuchi shota
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| 2018年12月6日にキャプチャ |
上のグーグル・アナリティクスのスクリーンショットは「スタンド当たり屋、同じ日に2回」という動画を公開した2018年11月30日、公開時間の午後4時頃~午前0時までの視聴回数を示している(青線のグラフ)。公開後、約8時間で363回の視聴が記録されている。
![]() |
| 2018年12月8日にキャプチャ |
| 2019年1月6日にキャプチャ |
■ 最近公開した動画と視聴回数
※視聴回数は2019/1/6現在のもの※公開日については日本時間に修正してある。
スタンド出口での報復
1865 回視聴 公開日12/03
20181201土、図書館に向けて出発、銀箱バンがこちらの進路に向かってきた様子。ぶつけてやるぞと脅している訳だが(動画ではわかりにくい)、このようなちょっとした脅しを大人数で休みなく繰り返す。小さい恫喝を積み重ねる。一つ一つの犯罪は「大したことがない。気にしすぎ。心の問題。被害妄想」などと言い逃れができる。これがガスライティング犯罪である。...
57 回視聴1 か月前 公開日11/30
20181119月曜日 午後4時15分頃 国道に側道から24台の車両が流れ込み、すぐに混雑ができあがる。...
スタンド当たり屋、同じ日に2回
84 回視聴1 か月前 公開日11/30
20181123金曜日 同じ日に2回の当たり屋。この日車で出入りした回数は2回、2回ともトラブル作りのための警察による当たり屋行為である。警察に偶然はない。私が「当てに行った、トラブルをおこした」ように流布されている。得意の冤罪作りである。 1回目は黒軽の進行方向に垂直にカメラが設置してあるために速度変化が解析しやすい。 2回目のバギー車の突っ込む際のスピードの変化は正面に設置してある...
人工混雑とケムトレイル 後半
24 回視聴1 か月前 公開日11/20
3:50からの女は「騙されて」参加させられているのなら気の毒としか言いようがない。職務としてやっているのなら間抜けすぎる。顔は逆光でハッキリ映り込んでいる。ぼかしを掛けた方がよければ本人の申し出に限り対応する。 私の親族(70歳を超えている)も1人つきまといに参加している。間違いなく警察に騙されているのだが、抜けるのは難しいだろう。警察は本性を隠すため、また、怒りの矛先を雇われたパープに向...
人工混雑とケムトレイル 前半
19 回視聴1 か月前 公開日11/20
2018年11月11日、ガソリンスタンド周辺の人工混雑。 前の市道右折レーンから土佐道路に入る3台の警察車輌、順に離脱する。ただ、そのために走らせている。 長いので2分割、修正版...
【比較】金曜日、空にはケムトレイル
45 回視聴1 か月前 公開日11/12
20181102ケムトレイル観察用 昼休み時間帯に走行。つきまとい車輌は少ない。これだけ道路が空いていると制限時速の50㌔程度は出るだろうと予想するが前半は40㌔程度(信号待ちの時間は除く)しかでていない。 情けない警察組織は空に撒かれる有害物質には手が出せない。「ある者」に与えられたエセの仕事でヒマをつぶし小遣いかせぎをする。 葉物野菜の高騰、インフルエンザの爆発的な流行、異常気象、家...
つきまといの実態
80 回視聴2 か月前 公開日10/24
20181020(土) 土佐市行き、横浜トンネルを抜けるルートをとる。途中、なかなか熱心な警官がつきまとってくる。最近は事故もいとわず挑発してくる警官が多い。この男、大柄なようで、窮屈そうに座っている。この車には慣れていないようで、ダッシュボードを確認している。それにしてもくだらん仕事があるものだ...
15:36
<資料庫>「マイクロ波」という見えない兵器 外交官の不調と関係は NY times
ueuchi shota
ニューヨークタイムズ 世界の話題 2018.10.08
米外交官らが聴覚障害などを訴えた中国・広州にある米総領事館=2018年6月6日、Lam Yik Fei/©2018 The New York Times
冷戦の時代、米政府はソ連(当時)がマインドコントロールを仕掛ける秘密兵器にマイクロ波を転用しているのではないかと懸念していた。
その後、米軍は自ら「マイクロ波兵器」の開発に手を付けた。目には見えないビーム照射で苦痛を起こす大音響を発生させたり、人間の頭の中に直接話しかけたりする。目的は相手の攻撃能力をそぎ、心理戦を展開するためだった。
時を経て今日、この非通常兵器が、医師や科学者たちの関心を集めている。2016年末からキューバや中国で、米外交官やその家族に原因不明の病気が相次いだ。それを引き起こしたのはマイクロ波兵器ではないか、との意見が出ているのだ。
キューバで聴覚障害などを訴えた米外交官21人を検査した医療チームは、18年3月に発行された米医師会の総合医学誌JAMAで詳しい報告書を発表した。だがマイクロ波への言及はなかった。しかし、報告書の主執筆者でペンシルベニア大学脳損傷治療センター所長のダグラス・スミスは、最近のインタビューで発症の主因はマイクロ波によるものとみられる、と語った。同時に、外交官たちは脳損傷を起こしていたとの見方が医療チーム内でも強まっている、と明かした。
外交官が感じたトラウマ(心的外傷)について、スミスは「最初はチームの誰もが少し疑っていた」と言った。
だが、今や何人かの専門家は、耐え難い音響、苦しさ、トラウマといった症例事案は、音響攻撃やウイルス感染などよりマイクロ波による被害とする方がずっと説明しやすい、と主張する。
とりわけ多くの分析医が引用するのが、米科学者アラン・フレイにちなんでつけられた「フレイ効果」という異常現象だ。ずいぶん前の話だが、彼はマイクロ波が人間の脳に幻聴を引き起こすことができる、と気づいた。つまり脳をだまして通常音と同じように認識させる。
この偽の聴覚現象は、今回の外交官の聴覚障害事件――キーンという耳鳴りやブンブンと鳴り響いたり、ぎしぎしきしんだ音がしたりする騒々しい音が聞こえた――の主原因でありうると専門家は話している。専門家は最初、こうした症状は音響兵器(sonic weapon)でひそかに攻撃された証拠だと言っていた。
政府に協力しているエリート科学者だけの内輪のグループJASONのメンバーたちは、国家安全保障への新たな脅威とみている。そのうえで、外交官たちの謎の聴覚障害を詳しく調べ、マイクロ波を含めてあらゆる可能性を追求している、と話している。
マイクロ波に関して国務省に問い合わせると、調査はまだ原因や加害手段の特定には至っていないという。連邦捜査局(FBI)は調査状況や原因についてのコメントを拒否した。
マイクロ波説には不可解な問題がいっぱいある。
誰がマイクロ波ビームを照射したのか?ロシア政府か?キューバ政府か?それともキューバの親ロシア派のならず者組織か?
だとしたら、連中はどこからこの非通常兵器を手に入れたのか?
マイクロ波は現代社会の日常生活のいたるところに存在する。短波レーダー、食品の加熱、メッセージの伝達、アンテナ塔とつながる携帯電話。これらはいずれも明かりやX線と同じスペクトルを行き交う電磁波の放射だ。ただ波長が違うだけなのだ。
ラジオ放送では1マイル(約1・6キロ)かそれ以上の波長が使えるが、マイクロ波の波長はおおむね約1フィート(約30・5センチ)から1インチ(約2・5センチ)まで幅がある。電子レンジで食品を加熱するといった日常での使用には害がないとみられている。しかし、マイクロ波のように波長が短いと、パラボラアンテナがバラバラの電磁波を集束するように焦点照射ができる。
人間の頭部はマイクロ波信号を受信するのに都合よくできている、と科学者たちは言う。
生物学者のフレイは、1960年に偶然その音響効果に気づいたと語っている。ソ連もマイクロ波の音響効果に気づいた。その脅威は表面化しないまま、国際的に広まっていった。
米国防情報局(DIA)は76年、ソ連が「内部音響知覚(internal
sound
perception)」に関してマイクロ波の研究をしていると指摘。これは「軍人や外交官の行動パターンを攪乱(かくらん)させるうえでとんでもない効果を発揮する」と警告した。しかし、その一方で米政府も新たな兵器開発を見越していた。米空軍の科学者たちはニューメキシコ州アルバカーキで、マイクロ波を使って敵対する人間の脳内に分かりやすい言葉で話しかける「兵器」を探っていたのだった。
人間の脳を弱体化させたり、脳内に騒音をまき散らしたり、殺人すら可能なマイクロ波兵器の製造方法は、ロシア、中国、それに多くの欧州諸国もすでに持っているとみられる。専門家によると、先進技術を使えば人間の脳内にビームを照射しながら話しかけるといった細工すらできるようだ。こうした不気味な兵器をどの国が保有し、使用しているのか。それを知っているのは諜報(ちょうほう)機関だけだ。
初歩的なマイクロ波兵器は、一見パラボラアンテナのようなもので、手で持ち歩くのも、トラックや車、あるいはボートやヘリコプターに収容するのも、理論的には可能だ。しかも、2部屋ないし3部屋離れた所、あるいは数ブロック先、と比較的短い距離で照射できるといわれる。これが高出力のマイクロ波兵器になると、数マイル離れた目標にも照射できるようだ。
ハバナの米大使館で起きた不可思議な事件については、2018年1月に上院公聴会が公開された。だが、マイクロ波による衝撃にはまったく触れなかった。しかし、同月に出された学術論文では、フレイ効果の調査では第一人者のイリノイ大学のジェームス・リンが、外交官の聴覚障害などはマイクロ波ビームによって引き起こされたと考える方が分かりやすい、と記していた。
論文の中で、リンは高強度のマイクロ波ビームが外交官の脳内に騒音を起こしただけでなく、吐き気や頭痛、めまい、同時におそらく脳組織の損傷まで引き起こしたのではないか、と述べている。マイクロ波ビームは「狙ったターゲットだけ」を極秘に照射でき得る、とも記している。
同年2月には、プロパブリカ(ProPublica、調査報道NPO)が詳細な報告書を出し、連邦捜査員がマイクロ波説に重点を置いていると明かした。また、それとは別に、ある興味深い事実に触れている。大使館員の妻が騒音を聞いた直後に自宅の外をのぞくと、一台のバン型車が猛スピードで走り去ったのを目撃したというのだ。パラボラアンテナなら小型のバンにも簡単に収納できる。
3月のJAMA論文で、キューバの米外交官を検査した医療チームは、聴覚障害などの症状は、高強度の指向性をもった「不明なエネルギー源」によって引き起こされた、と指摘。また、何人かの外交官は耳や頭を覆ってみたが、騒音が低下することはなかった、とも記した。医療チームとしては、外交官たちは頭部に何の衝撃も受けないのに脳振盪(しんとう)の症状が出たようだ、と述べるにとどまった。
だが5月になって、今度は中国駐在の複数の米外交官が同じようなトラウマに苦しんだ。国務長官マイク・ポンペオは、キューバと中国の医療報告内容は両方とも「完全に一致している」と述べた。国務省は6月末までに少なくとも11人の米国人を中国から撤退させた。
今回の事件について、フレイに聞いてみた。すると彼は、すぐに解決されるとは思わない、と言った。いずれも散発的なもので、しかも外国で発生しているため、FBIによる証拠集めが難しい。結論を引き出すのも困難、ましてや犯人を訴追するのは至難のわざだ、とフレイ。
「私が知る限りのことから判断すれば、事件は謎のままだろう」。そう言うのだった。(抄訳)
(William J. Broad)©2018 The New York Times
その後、米軍は自ら「マイクロ波兵器」の開発に手を付けた。目には見えないビーム照射で苦痛を起こす大音響を発生させたり、人間の頭の中に直接話しかけたりする。目的は相手の攻撃能力をそぎ、心理戦を展開するためだった。
時を経て今日、この非通常兵器が、医師や科学者たちの関心を集めている。2016年末からキューバや中国で、米外交官やその家族に原因不明の病気が相次いだ。それを引き起こしたのはマイクロ波兵器ではないか、との意見が出ているのだ。
キューバで聴覚障害などを訴えた米外交官21人を検査した医療チームは、18年3月に発行された米医師会の総合医学誌JAMAで詳しい報告書を発表した。だがマイクロ波への言及はなかった。しかし、報告書の主執筆者でペンシルベニア大学脳損傷治療センター所長のダグラス・スミスは、最近のインタビューで発症の主因はマイクロ波によるものとみられる、と語った。同時に、外交官たちは脳損傷を起こしていたとの見方が医療チーム内でも強まっている、と明かした。
外交官が感じたトラウマ(心的外傷)について、スミスは「最初はチームの誰もが少し疑っていた」と言った。
だが、今や何人かの専門家は、耐え難い音響、苦しさ、トラウマといった症例事案は、音響攻撃やウイルス感染などよりマイクロ波による被害とする方がずっと説明しやすい、と主張する。
とりわけ多くの分析医が引用するのが、米科学者アラン・フレイにちなんでつけられた「フレイ効果」という異常現象だ。ずいぶん前の話だが、彼はマイクロ波が人間の脳に幻聴を引き起こすことができる、と気づいた。つまり脳をだまして通常音と同じように認識させる。
この偽の聴覚現象は、今回の外交官の聴覚障害事件――キーンという耳鳴りやブンブンと鳴り響いたり、ぎしぎしきしんだ音がしたりする騒々しい音が聞こえた――の主原因でありうると専門家は話している。専門家は最初、こうした症状は音響兵器(sonic weapon)でひそかに攻撃された証拠だと言っていた。
政府に協力しているエリート科学者だけの内輪のグループJASONのメンバーたちは、国家安全保障への新たな脅威とみている。そのうえで、外交官たちの謎の聴覚障害を詳しく調べ、マイクロ波を含めてあらゆる可能性を追求している、と話している。
ハバナの米大使館=2015年、Meridith Kohut/©2018 The New York Times
マイクロ波説には不可解な問題がいっぱいある。
誰がマイクロ波ビームを照射したのか?ロシア政府か?キューバ政府か?それともキューバの親ロシア派のならず者組織か?
だとしたら、連中はどこからこの非通常兵器を手に入れたのか?
マイクロ波は現代社会の日常生活のいたるところに存在する。短波レーダー、食品の加熱、メッセージの伝達、アンテナ塔とつながる携帯電話。これらはいずれも明かりやX線と同じスペクトルを行き交う電磁波の放射だ。ただ波長が違うだけなのだ。
ラジオ放送では1マイル(約1・6キロ)かそれ以上の波長が使えるが、マイクロ波の波長はおおむね約1フィート(約30・5センチ)から1インチ(約2・5センチ)まで幅がある。電子レンジで食品を加熱するといった日常での使用には害がないとみられている。しかし、マイクロ波のように波長が短いと、パラボラアンテナがバラバラの電磁波を集束するように焦点照射ができる。
人間の頭部はマイクロ波信号を受信するのに都合よくできている、と科学者たちは言う。
生物学者のフレイは、1960年に偶然その音響効果に気づいたと語っている。ソ連もマイクロ波の音響効果に気づいた。その脅威は表面化しないまま、国際的に広まっていった。
メリーランド州ポトマックで暮らすアラン・フレイ=2018年8月9日、Alex Wroblewski/©2018 The New York Times
人間の脳を弱体化させたり、脳内に騒音をまき散らしたり、殺人すら可能なマイクロ波兵器の製造方法は、ロシア、中国、それに多くの欧州諸国もすでに持っているとみられる。専門家によると、先進技術を使えば人間の脳内にビームを照射しながら話しかけるといった細工すらできるようだ。こうした不気味な兵器をどの国が保有し、使用しているのか。それを知っているのは諜報(ちょうほう)機関だけだ。
初歩的なマイクロ波兵器は、一見パラボラアンテナのようなもので、手で持ち歩くのも、トラックや車、あるいはボートやヘリコプターに収容するのも、理論的には可能だ。しかも、2部屋ないし3部屋離れた所、あるいは数ブロック先、と比較的短い距離で照射できるといわれる。これが高出力のマイクロ波兵器になると、数マイル離れた目標にも照射できるようだ。
ハバナの米大使館で起きた不可思議な事件については、2018年1月に上院公聴会が公開された。だが、マイクロ波による衝撃にはまったく触れなかった。しかし、同月に出された学術論文では、フレイ効果の調査では第一人者のイリノイ大学のジェームス・リンが、外交官の聴覚障害などはマイクロ波ビームによって引き起こされたと考える方が分かりやすい、と記していた。
論文の中で、リンは高強度のマイクロ波ビームが外交官の脳内に騒音を起こしただけでなく、吐き気や頭痛、めまい、同時におそらく脳組織の損傷まで引き起こしたのではないか、と述べている。マイクロ波ビームは「狙ったターゲットだけ」を極秘に照射でき得る、とも記している。
同年2月には、プロパブリカ(ProPublica、調査報道NPO)が詳細な報告書を出し、連邦捜査員がマイクロ波説に重点を置いていると明かした。また、それとは別に、ある興味深い事実に触れている。大使館員の妻が騒音を聞いた直後に自宅の外をのぞくと、一台のバン型車が猛スピードで走り去ったのを目撃したというのだ。パラボラアンテナなら小型のバンにも簡単に収納できる。
3月のJAMA論文で、キューバの米外交官を検査した医療チームは、聴覚障害などの症状は、高強度の指向性をもった「不明なエネルギー源」によって引き起こされた、と指摘。また、何人かの外交官は耳や頭を覆ってみたが、騒音が低下することはなかった、とも記した。医療チームとしては、外交官たちは頭部に何の衝撃も受けないのに脳振盪(しんとう)の症状が出たようだ、と述べるにとどまった。
だが5月になって、今度は中国駐在の複数の米外交官が同じようなトラウマに苦しんだ。国務長官マイク・ポンペオは、キューバと中国の医療報告内容は両方とも「完全に一致している」と述べた。国務省は6月末までに少なくとも11人の米国人を中国から撤退させた。
今回の事件について、フレイに聞いてみた。すると彼は、すぐに解決されるとは思わない、と言った。いずれも散発的なもので、しかも外国で発生しているため、FBIによる証拠集めが難しい。結論を引き出すのも困難、ましてや犯人を訴追するのは至難のわざだ、とフレイ。
「私が知る限りのことから判断すれば、事件は謎のままだろう」。そう言うのだった。(抄訳)
(William J. Broad)©2018 The New York Times
12:23
<資料庫> 半径2メートルに公安が立っている「異常な日常」おしどりマコ×広瀬隆対談より抜粋
ueuchi shota
「半径2メートルに公安が立っている『異常な日常』 おしどりマコちゃん×広瀬隆対談【パート3】」 より抜粋
(ダイヤモンド社)
http://diamond.jp/articles/-/82515
最近では、右翼からたたかれるケースも増えているようですが。
マコ 一昨年くらいから、直接的な圧力がきたという感じがします。
今年6月には、知り合いや公安OBの人から、「逮捕されるから気をつけろ」と言われました。公安や警察が、
「今日、おしどりはどこにいますか」
「おしどりと、最近いつ会いましたか」
「おしどりは今日、誰と何をしゃべっていますか」
などと、内偵が入ってくるそうです。
「2週間に14回は異様だから、近々逮捕されるよ。弁護士さんの準備をしておいたほうがいい」
と言われました。
2013年秋には2、3週間、常に公安調査庁にマークされていた時期がありました。
広瀬 公安は顔を見ればわかる。目つきが違うから。
私は以前に、知人の新聞記者から「あなたは、いま尾行されている」と教えてもらったことがありました。そういうときは、店に入るんです。
すると尾行している公安が困って立ち止まる。そこで、いきなり目の前に出て、顔をにらむと逃げていきます。マコさんの場合はどんな感じでしたか。
マコ 公園で取材していたら、1メートルくらいの場所に男の人が立っているんです。
取材相手の人が不思議に思って、「マネージャーさんですか?」と聞かれたので、「たぶん、追っかけです」と答えたけれど、実は尾行だったのね。
北茨城市役所に福島のママたちと一緒に取材に行ったときは、2メートルくらいの距離にずっと立っている男性がいました。
「市役所の人ですか?」
「このあたりの人ですか?」
と聞いても、終始無言でした。帰りに福島のママの車に乗せてもらったら、いきなり車のナンバーと顔写真を撮るのです。明らかに「威嚇」です。
広瀬 マコちゃんや私たちはいいけど、一緒にいる人はイヤだよね。その威嚇で、しゃべらせないようにするんだ。
私が浜岡で講演したときは、駐車場に止まっている車のナンバーを、中部電力が全部記録していました。
講演会の参加者にとっては、それが町内で、ものすごい圧力になります。
それから私の経験でいうと、福井と青森は気をつけたほうがいい。時々、殺気を感じます。
敦賀は本当にこわくて、電車の中で取り囲まれたことがありました。講演会が終わって夜遅く一人で列車移動していたら、ジリジリと取り囲まれたから1つ前 の駅で飛び降りた。とにかく福井と青森は気をつけたほうがいい。考えると、両方とも核燃料サイクルに関係しています。プルトニウムに、ね。
マコ 東京電力にも、私たちについて公安調査庁から内偵がきたそうです。私たちが何のために取材しているか、どこかの政党がついているのか、どこからかお金がついているのか、と調べていた。東電が公安調査庁に返事したのは、
「おしどりは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しています」
ということだけだった、そうです。
でも、実際それしかないのよ! 税金のムダ遣い!
広瀬 そうですね。彼らアホは、一体何を考えているんだろう。
公安の予算は大きいから、失業対策だと、私は思ってきましたがね。ただし、いまは公安の裏で、電力会社が、つまり電事連が糸を引いていることは間違いない。
次回は、「まったく報じられない『排気筒問題』と2号機『大惨事』の危険性」について議論しましょう。
※公安警察は誰のために動くのか
日本国語大辞典
そう-く【走狗】
[名]狩りのときに鳥や獣を追い立てるために、人に使われる犬。転じて、人の手先となって使われる者を軽蔑していう語。
※不在地主(1929)〈小林多喜二〉「警察は〈略〉君等の言う通り、資本家の走狗だ」
(ダイヤモンド社)
http://diamond.jp/articles/-/82515
■ 半径2メートルに公安が立っている「異常な日常」
広瀬 亡くなった人たちに共通していたのは、バッシングされたことですね。最近では、右翼からたたかれるケースも増えているようですが。
マコ 一昨年くらいから、直接的な圧力がきたという感じがします。
今年6月には、知り合いや公安OBの人から、「逮捕されるから気をつけろ」と言われました。公安や警察が、
「今日、おしどりはどこにいますか」
「おしどりと、最近いつ会いましたか」
「おしどりは今日、誰と何をしゃべっていますか」
などと、内偵が入ってくるそうです。
「2週間に14回は異様だから、近々逮捕されるよ。弁護士さんの準備をしておいたほうがいい」
と言われました。
2013年秋には2、3週間、常に公安調査庁にマークされていた時期がありました。
広瀬 公安は顔を見ればわかる。目つきが違うから。
私は以前に、知人の新聞記者から「あなたは、いま尾行されている」と教えてもらったことがありました。そういうときは、店に入るんです。
すると尾行している公安が困って立ち止まる。そこで、いきなり目の前に出て、顔をにらむと逃げていきます。マコさんの場合はどんな感じでしたか。
マコ 公園で取材していたら、1メートルくらいの場所に男の人が立っているんです。
取材相手の人が不思議に思って、「マネージャーさんですか?」と聞かれたので、「たぶん、追っかけです」と答えたけれど、実は尾行だったのね。
北茨城市役所に福島のママたちと一緒に取材に行ったときは、2メートルくらいの距離にずっと立っている男性がいました。
「市役所の人ですか?」
「このあたりの人ですか?」
と聞いても、終始無言でした。帰りに福島のママの車に乗せてもらったら、いきなり車のナンバーと顔写真を撮るのです。明らかに「威嚇」です。
広瀬 マコちゃんや私たちはいいけど、一緒にいる人はイヤだよね。その威嚇で、しゃべらせないようにするんだ。
私が浜岡で講演したときは、駐車場に止まっている車のナンバーを、中部電力が全部記録していました。
講演会の参加者にとっては、それが町内で、ものすごい圧力になります。
それから私の経験でいうと、福井と青森は気をつけたほうがいい。時々、殺気を感じます。
敦賀は本当にこわくて、電車の中で取り囲まれたことがありました。講演会が終わって夜遅く一人で列車移動していたら、ジリジリと取り囲まれたから1つ前 の駅で飛び降りた。とにかく福井と青森は気をつけたほうがいい。考えると、両方とも核燃料サイクルに関係しています。プルトニウムに、ね。
マコ 東京電力にも、私たちについて公安調査庁から内偵がきたそうです。私たちが何のために取材しているか、どこかの政党がついているのか、どこからかお金がついているのか、と調べていた。東電が公安調査庁に返事したのは、
「おしどりは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しています」
ということだけだった、そうです。
でも、実際それしかないのよ! 税金のムダ遣い!
広瀬 そうですね。彼らアホは、一体何を考えているんだろう。
公安の予算は大きいから、失業対策だと、私は思ってきましたがね。ただし、いまは公安の裏で、電力会社が、つまり電事連が糸を引いていることは間違いない。
次回は、「まったく報じられない『排気筒問題』と2号機『大惨事』の危険性」について議論しましょう。
※公安警察は誰のために動くのか
日本国語大辞典
そう-く【走狗】
[名]狩りのときに鳥や獣を追い立てるために、人に使われる犬。転じて、人の手先となって使われる者を軽蔑していう語。
※不在地主(1929)〈小林多喜二〉「警察は〈略〉君等の言う通り、資本家の走狗だ」
10:53
<資料庫> 除染土 実証事業で埋め立て開始
ueuchi shota
除染土 実証事業で埋め立て開始
11月30日 16時01分
原発事故に伴う除染で出た土は、福島県以外の7つの県で33万立方メートルに上り、このうち県内では、学校の校庭などおよそ2万4000か所で、合わせて11万立方メートル余りが保管され続けています。
環境省は処分方法を検討しようと、埋め立て処分の安全性を確かめる実証事業をことし8月以降、那須町と茨城県東海村で順次始め、このうち那須町では、造成工事が完了した現場で、30日から埋め立てが始まりました。
現場では、除染で出た土、およそ350立方メートルを1.5メートルの深さに掘った穴にクレーンを使って入れ、重機でならしていきました。
国は、除染土壌からの放射線を遮るため新しい土で覆ったうえで、周囲の空間放射線量や穴の下からしみ出す雨水などの放射性物質濃度を定期的に測定して安全性を確認します。
環境省は、来月中旬に埋め立てを終え、今後、集めたデータをもとに埋め立てによる最終処分が技術的に問題がないかを検討したいとしています。
環境省環境再生事業担当の土田幹隆参事官補佐は「今後、放射性物質に関する不安に応えられるデータをしっかりと集めていきたい」と話しています。
環境省は、これまでの調査・研究から、放射性物質は土などに強く吸着していて、地中の深い場所に移動したり、地下水に溶けたりすることはほとんどないとしていますが、今回の実証事業では、これを確かめるため穴の下に水を遮るシートを敷いて、しみ出す雨水などを集めて放射性物質濃度を測定します。
また、除染土壌が飛び散ったり、周囲への放射線を遮ったりするために、表面に厚さ30センチの新しい土をかぶせて覆い、放射線量を測定します。
福島県以外の除染で出た土については、除染を行った市町村が国の財源で処分を進めることになっていますが、処分に関する基準はないことから、環境省はこの事業の結果をもとにガイドラインを定める方針です。
しかし、ことし9月に環境省が公表した除染土壌を保管する53の市町村などのアンケートでは、処分を検討できる候補地があると回答したのは1自治体にとどまっています。
このアンケートでは、国で処分場所を用意してほしいとか、市町村ごとでなく集約して処分してほしいといった意見も寄せられていて、処分方法が決まったとしても、場所をどのように決めるかなど課題は山積しています。(NHK)
除染土利用の実証試験を初公開 福島県飯舘村で農地造成
2019年5月24日 19:56環境省は24日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている福島県飯舘村長泥地区で、村内の除染で生じた土を農地造成に再利用する実証試験の現場を初めて報道機関に公開した。
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福島県飯舘村長泥地区で公開された除染土再利用の実証試験=24日午後
福島県の除染土は第1原発近くの中間貯蔵施設で保管するが、環境省は最終処分量を減らすために放射性物質濃度が比較的低い土壌を再利用する方針を掲げている。
長さ約20メートル、幅約3メートルのベルトコンベヤーが装備された分別機と呼ばれる機械で放射性セシウム濃度を測定。1キログラム当たり5千ベクレル以下の土だけを選別する。この土を使い水田だった場所で、盛り土する工事を進めている。(共同通信)
9:53
小松満裕さん 監視カメラ音声改ざん疑惑
ueuchi shota
2017年暮れ、小松さんから裁判で流された防犯カメラの音声が聞き取れない、加工されているという訴えがあったために弁護士に証拠の動画を裁判所から取り寄せていただき、2018年3月8日初めて(私は2017年12月8日の裁判は傍聴していない)動画を視聴することができた。視聴し(3/8)、音声編集ソフトで波形を見た(3/10)段階だが、音声が加工されている疑いが非常に高い。実績のある鑑定機関に一部を見ていただいたところ異様な波形であるとの指摘があった。ところが鑑定費用が捻出できない。
4月中旬には弁護士より「裁判所が鑑定に出すという方向で進めている。裁判所に鑑定が必要だと説得できるレポートを作って欲しい」との依頼があり、不自然な箇所を拾い出す作業を始めた。
小松さんが大声を出す場面のみ人為的に音量が上げられ、その結果音は歪み、聞き取りづらい。警戒をしていたという警官の声はほとんど聞き取れない。N巡査の被疑者に対する暴力を非難し、怒りをぶつける場面はノイズをかぶせたようで、全く聞き取れない。そればかりか小松さんが「上野直談判じゃ」というような叫び声の場面も、内容が差し替えられたような違和感がある。途中で切られたような関係のない音声も残っている。読者の方々にもぜひとも聞いていただきたいのだが、現段階では出すことはできない。
音響について素人である私の印象に過ぎないのだが、現段階では高知県警による証拠の改ざんの可能性が高い。証明されると小松さんが「早朝6時20分頃、30メートル離れた場所から拡声器を使い、ハウリングを起こすほどの轟音を響かせ、近所の静穏を乱した」とする場面は創作ということになる。
防犯カメラの音声波形を示し、その不自然さを指摘したい。私のこのブログ記事は鑑定書ではなくあくまでレポートである。
(1) No1 午前6時 15分43秒から6時23分49秒までの音声波形【図1】
波形は異様である。開始後7分までは音量0の基準線から全体が大きく持ち上げられている。また、下方向に細いひげのような線が延びている。このひげはプツプツというノイズである。7分後(午前6時22分)あたりから音声が挿入されたかのような、全く形の異なる波形が見られる。また、プツプツというノイズも極端に減っている。ここから「小松さんの声に酷似した」(防犯カメラの映像を精査した捜査員の捜査報告書より)怒鳴り声が始まる。「えー」と呼吸を整え、威嚇するような「ムトーやムトー」というかけ声の後「うえのただし、おき(あく)てこいや」という拡声器を使った大音響である。
この「ムトーやムトー」とはどういう意味なのか、以前に街宣で使ったことがあるのかどうか尋ねた。「意味もわからない、使ったこともない」ということなので、「小松さんの声に酷似した」捜査員の声まねの可能性もある。
開始7分後から8分5秒までの拡大図【図2】
(2) No2 午前6時23分49秒から6時31分56秒までの音声波形【図3】
波形はNo1と同じく異様である。25秒から極端に振幅が小さくなり音量が落ちている。下図は開始から1分10秒間の拡大図【図4】
(1)異様な波形【図5】
6時15分43秒開始のファイル(以降No1と呼ぶ)と次の6時23分49秒のファイル(No2と呼ぶ)を連結する。そのうち継ぎ目部分②付近を拡大する。下図。時間の経過とともに④~⑥間で波形は大きく持ち上げられ、音量0の基準線から離れていく。
①はNo1の末尾、②はNo2の先頭。②の位置がファイルの切り替わり。
他の挿入箇所と同じく②③の箇所で垂直の断面が見られる。増幅と挿入の痕跡と思われる。②から突然音量が上がっている。
(2)ズレを修正した波形【図6】
レポート作成者側で、波形のズレを取る作業を行った。0基準線で上下対称にそろっている。ただし、県警側の編集により増幅されたとみられる波形はそのままである。
県警側でもレポート作成者側と類似の手法をとり人為的に波形をひずませた可能性は高い。
修正後は、基準線でほぼ上下対称となる一般的な波形である。垂直の黒線より右側がNo2、無音(環境音)部分がNo1と比べて太く表示されている。左側のNo1は音節の波形ごとに増幅させているが無音(環境音)部分は増幅されていない、右側No2は波形をまとめて選択し増幅したという加工方法の違いが原因と推測される。自然発生的ではない。スペクトログラムの項でも後述する。②③には垂直の切断面が認められる。
(3)スペクトログラムの表示【図7】
色の明るさで音の強さを表す。どの周波数の音が強いか視覚的にとらえることができる。(青[弱]→白[強])(縦軸0.0kHz~4.0kHz)
下図はNo1のファイル全体とNo2全体をつないだ16分間のスペクトログラムである。②が繋ぎ目となる。色の違いに注目していただきたい。
①は容疑者の第一声「ムトーやムトー」の始まる位置。①より左の赤(ピンク)はノイズ混じりの環境音の大きさを示す。①~②の環境音(背景の音)の強さは水色と赤の縞模様で表されている。拡声器の鳴っていない時には、実際の背景の音の強さは一定のはずである。②~③の間は環境音も赤で表示されている。③以降は水色である。次図では①~③の範囲の時間軸(X軸)を32倍に拡大する。
(4)拡大したスペクトログラム【図8】
①はファイルの継ぎ目。①~②は第三者(Y警部補の証言より)が「うるさいぞ-」と叫ぶ場面。連続した一連の流れであるにもかかわらず①を境に突然音量が上がり音の強さ、背景全体が赤で表示されている。No2では環境音のノイズも増幅されている。左側No1では無音部分は選択せず、音節ごと(一つの波形)に区切って選択し増幅加工したものと思われる。それに対して右のNo2は音節ごとに増幅せずに、まとめて増幅している。これが背景音の色の違いに表れている。
④も容疑者が出したとみられる“つぶした”声質で、流れからすると③と同等の音量と思われるが増幅はされていない。④では③と同様の赤の柱状模様は見られない。人為的な改ざんを疑わざるを得ない。
(5) ハウリング音の挿入
【図9】音の前後に垂直の切断面が見られる。No2の23秒50~25秒15辺り。
次図【図10】、スペクトグラム表示では、倍音が等間隔に9本の白い線として2.1kHzあたりまで分布している。No1の7分50秒のハウリング音は1kHz以下に2本存在するのみである。別の録音機材で採取された音源を挿入したものと思われる。科警研からは防犯カメラのマイクは「1kHz程度までの周波数帯については、ある程度鮮明に記録されたが、それ以上は記録されにくい傾向」である旨の実験結果が裁判所に提出されている。
■ 時間的な制約があり、図入りで説明できた箇所はわずかである。証拠提出された音声ファイルには、他にも多くの改ざんを疑わせる箇所が存在する。以上
4月中旬には弁護士より「裁判所が鑑定に出すという方向で進めている。裁判所に鑑定が必要だと説得できるレポートを作って欲しい」との依頼があり、不自然な箇所を拾い出す作業を始めた。
小松さんが大声を出す場面のみ人為的に音量が上げられ、その結果音は歪み、聞き取りづらい。警戒をしていたという警官の声はほとんど聞き取れない。N巡査の被疑者に対する暴力を非難し、怒りをぶつける場面はノイズをかぶせたようで、全く聞き取れない。そればかりか小松さんが「上野直談判じゃ」というような叫び声の場面も、内容が差し替えられたような違和感がある。途中で切られたような関係のない音声も残っている。読者の方々にもぜひとも聞いていただきたいのだが、現段階では出すことはできない。
音響について素人である私の印象に過ぎないのだが、現段階では高知県警による証拠の改ざんの可能性が高い。証明されると小松さんが「早朝6時20分頃、30メートル離れた場所から拡声器を使い、ハウリングを起こすほどの轟音を響かせ、近所の静穏を乱した」とする場面は創作ということになる。
防犯カメラの音声波形を示し、その不自然さを指摘したい。私のこのブログ記事は鑑定書ではなくあくまでレポートである。
■ 6月13日分の防犯カメラ音声より
※図をクリックで拡大(1) No1 午前6時 15分43秒から6時23分49秒までの音声波形【図1】
波形は異様である。開始後7分までは音量0の基準線から全体が大きく持ち上げられている。また、下方向に細いひげのような線が延びている。このひげはプツプツというノイズである。7分後(午前6時22分)あたりから音声が挿入されたかのような、全く形の異なる波形が見られる。また、プツプツというノイズも極端に減っている。ここから「小松さんの声に酷似した」(防犯カメラの映像を精査した捜査員の捜査報告書より)怒鳴り声が始まる。「えー」と呼吸を整え、威嚇するような「ムトーやムトー」というかけ声の後「うえのただし、おき(あく)てこいや」という拡声器を使った大音響である。
この「ムトーやムトー」とはどういう意味なのか、以前に街宣で使ったことがあるのかどうか尋ねた。「意味もわからない、使ったこともない」ということなので、「小松さんの声に酷似した」捜査員の声まねの可能性もある。
開始7分後から8分5秒までの拡大図【図2】
(2) No2 午前6時23分49秒から6時31分56秒までの音声波形【図3】
波形はNo1と同じく異様である。25秒から極端に振幅が小さくなり音量が落ちている。下図は開始から1分10秒間の拡大図【図4】
■ 改ざんの疑われる箇所を波形、スペクトログラムを参照しながら指摘する
(1)異様な波形【図5】
6時15分43秒開始のファイル(以降No1と呼ぶ)と次の6時23分49秒のファイル(No2と呼ぶ)を連結する。そのうち継ぎ目部分②付近を拡大する。下図。時間の経過とともに④~⑥間で波形は大きく持ち上げられ、音量0の基準線から離れていく。
①はNo1の末尾、②はNo2の先頭。②の位置がファイルの切り替わり。
他の挿入箇所と同じく②③の箇所で垂直の断面が見られる。増幅と挿入の痕跡と思われる。②から突然音量が上がっている。
(2)ズレを修正した波形【図6】
レポート作成者側で、波形のズレを取る作業を行った。0基準線で上下対称にそろっている。ただし、県警側の編集により増幅されたとみられる波形はそのままである。
県警側でもレポート作成者側と類似の手法をとり人為的に波形をひずませた可能性は高い。
修正後は、基準線でほぼ上下対称となる一般的な波形である。垂直の黒線より右側がNo2、無音(環境音)部分がNo1と比べて太く表示されている。左側のNo1は音節の波形ごとに増幅させているが無音(環境音)部分は増幅されていない、右側No2は波形をまとめて選択し増幅したという加工方法の違いが原因と推測される。自然発生的ではない。スペクトログラムの項でも後述する。②③には垂直の切断面が認められる。
(3)スペクトログラムの表示【図7】
色の明るさで音の強さを表す。どの周波数の音が強いか視覚的にとらえることができる。(青[弱]→白[強])(縦軸0.0kHz~4.0kHz)
下図はNo1のファイル全体とNo2全体をつないだ16分間のスペクトログラムである。②が繋ぎ目となる。色の違いに注目していただきたい。
①は容疑者の第一声「ムトーやムトー」の始まる位置。①より左の赤(ピンク)はノイズ混じりの環境音の大きさを示す。①~②の環境音(背景の音)の強さは水色と赤の縞模様で表されている。拡声器の鳴っていない時には、実際の背景の音の強さは一定のはずである。②~③の間は環境音も赤で表示されている。③以降は水色である。次図では①~③の範囲の時間軸(X軸)を32倍に拡大する。
(4)拡大したスペクトログラム【図8】
①はファイルの継ぎ目。①~②は第三者(Y警部補の証言より)が「うるさいぞ-」と叫ぶ場面。連続した一連の流れであるにもかかわらず①を境に突然音量が上がり音の強さ、背景全体が赤で表示されている。No2では環境音のノイズも増幅されている。左側No1では無音部分は選択せず、音節ごと(一つの波形)に区切って選択し増幅加工したものと思われる。それに対して右のNo2は音節ごとに増幅せずに、まとめて増幅している。これが背景音の色の違いに表れている。
④も容疑者が出したとみられる“つぶした”声質で、流れからすると③と同等の音量と思われるが増幅はされていない。④では③と同様の赤の柱状模様は見られない。人為的な改ざんを疑わざるを得ない。
(5) ハウリング音の挿入
【図9】音の前後に垂直の切断面が見られる。No2の23秒50~25秒15辺り。
| ハウリングの範囲は 23s:50 - 25s:15 |
■ 時間的な制約があり、図入りで説明できた箇所はわずかである。証拠提出された音声ファイルには、他にも多くの改ざんを疑わせる箇所が存在する。以上
16:05
〈資料庫〉 幸せな育児、むしばんだ幻聴
ueuchi shota
幸せな育児、むしばんだ幻聴 3カ月の長女抱き浴槽へ…
長谷文2017年11月13日11時35分
朝日新聞デジタル
■きょうも傍聴席にいます。
特集:「きょうも傍聴席にいます」
「生まれてきてくれてありがとう。少しずつお母さんになりたい」。そんな言葉を育児日誌につづっていた母親が、統合失調症による幻聴に悩まされ、生後3カ月の娘を浴槽につけて、殺害した。母親はどんな罰を受けるべきか。裁判員裁判で出された判決は。
10月23日、東京地裁の104号法廷。生後3カ月の長女に対する殺人罪に問われた東京都世田谷区の被告の女(39)の初公判が開かれた。女性は黒い服とジーンズ姿で出廷。裁判長に起訴内容について問われると、小さな声で「間違いありません」と認めた。
起訴状によると、被告は今年1月13日朝、都内の自宅マンションの浴室で長女(当時生後3カ月)を浴槽内の水中に沈め、窒息させて殺害したとされる。
公判から事件をたどる。 女性は2009年に会社員の夫と結婚。12年春ごろに統合失調症の症状が現れ、自らたてる生活音で隣人らが迷惑に感じていると不安に思うようになった。夫から通院を提案されたが断り、16年10月に長女を出産した。
出産前の女性の様子について、夫は検察側の証人尋問で説明した。
夫「周りから壁をたたく音が聞こえたと言っていました。物を置いたり、足音をたてたりしたら、反応して返ってくるようなことを言っていました。(私も)土日は一緒に居ましたが、音はわかりませんでした」
検察官「あなたは被告の様子をどう思いましたか」
夫「(妊娠で)かなりおなかも大きかったですし、音にすごく敏感になっているのかな、としか思いませんでした。だから『安心して』と言いました」
出産を挟んで幻聴は一時的に止まった。夫の証言からは、被告が当時、幸せそうに育児に取り組む様子がうかがえる。
夫「(育児が)すごくうれしそうで一生懸命やっていました。長女が成長するにつれて泣き声が大きくなると、早く泣きやむように一生懸命でした。ミルクをあげたり、おむつを替えたり。そのままにしていても大丈夫じゃないかと思いましたが、すぐ泣きやませようとしていました」
法廷には被告の母子手帳や育児日誌も提出された。それらには、被告が妊娠中から長女を「まるちゃん」と呼ぶなど、子育ての期待や喜びがつづられていた。
臨月。「もうすぐ、まるちゃんに会えるのがうれしい」
出生日。「生まれてきてくれてありがとう。少しずつお母さんになりたい」
産後1カ月。「天使みたいなお顔と手をしているの。ムギュッとしたくなる」
だが、産後2カ月を迎える頃、幻聴が再発。夫は証人尋問で当時の様子を説明した。
夫「長女の名前を呼ばれている、とか、通行人が長女の名前を言っていて、うわさになるように感じる、と言われました。(被告は)夜は2時間おきにミルクをあげていて、寝不足の状態だったし、疲労が蓄積している、と思いました」
法廷には、被告が当時、「声の主に伝えたい」と幻聴の内容を書き、夫に示したノートが証拠として提出された。
「長女の名前をたくさん言って広げないで。うちの子の人生があるんですよ。音が気になるなら直接言ってください」
「あまりうちの子の名前を言われると怖くなるのでやめてください」
「生活音を出すなと言われても、生活していると音が出てしまうので、ご迷惑をかけるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします」
夫はノートを見た印象を検察官にこう答えた。
夫「最初は何を書いているのかわかりませんでした。誰かに抗議をしているような文面で、『(名を)呼ばれていることはないので安心して』と言いました」
検察官「それを聞いた被告の反応は」
夫「納得いかない表情でした」
近くに住む義母は時折、夫婦のマンションを訪ね、家事や育児を手伝った。遠方で暮らす被告の実母も顔を見せていた。夫も出産直後は、被告から「仕事に影響が出る」と言われて仕事に専念したが、産後2カ月ほどして、ミルクをあげるなど育児を手伝い始めた。
だが、被告の症状は悪化していく。被告人質問。
検察官「(産後約2カ月で)長女の名前を呼ぶ声はどのくらいの頻度で聞こえたのですか」
被告「1日に、1時間に、3、4回くらい」
検察官「長女の泣き声やあなたの生活音が周りに迷惑をかけているので、そのような声が聞こえると思ったのですか」
被告「はい」
検察官は事件の起きた1月13日までに2度、被告が夫の留守中に長女を殺害しようと試みたと指摘。事件2日前の11日には長女の首をひねり、翌12日にも海に飛び込もうと考えたが、海にたどり着くまでに泣き出すと困ると思い、断念した、と述べた。
被告「とにかく(長女の)名前を言われるのが怖かったし、長女が生きていけないのではないかと思い、死ねる方法を考えていました」
検察官「長女を死なせてしまいたいと悩んでいると、家族に相談しようとは思わなかったのですか」
被告「心配をかけないように、と思って、そういうことはしませんでしたし、思いつきませんでした」
裁判員も説明を求めた。
裁判員「知らない人から長女の名前を呼ばれて怖いことと長女の命を奪うことのつながりが見えてきません。どうして知らない人に名前を呼ばれるのが怖いと感じるのですか」
被告「知っている人以外に名前を言われることが、とてもおかしいことだと思っていました。だんだん追い詰められて、長女がもしかしたら誘拐されるのではないかとか思いました」
裁判員「命を奪う他に、手段は考えなかったのですか」
被告「その時は自分に出来ることを考えてしまっていたと思います」
別の裁判員は育児について質問した。
裁判員「育児は大変でしたか」
被告「少し大変なところもありましたが、幸せな気持ちでやっていました」
裁判員「大変だったところとは?」
被告「泣いている時どう対応していいのかわからず、なんで泣いているのかわからず不安でした」
被告は13日朝、長女を抱いて、仕事へ向かう夫を玄関まで見送った。ほどなく、長女が泣き出した。
その後の行動についての被告人質問。
被告「長女が泣き始めて、生きていけないと思いました」
弁護士「誰が生きていけないと思ったのですか」
被告「長女」
被告は、前日の残り湯がはられた浴槽で死なせようと思い、風呂場へ向かった。長女を毛布にくるみ、洋服を着たまま浴槽につかった。
検察官「浴槽での長女の表情は」
被告「泣いていました。小さな声でした」
被告は何度も両腕で長女を抱くしぐさをしながら、殺害後の行動を説明した。被告が答えながら涙を流したため、裁判官が尋ねた。
裁判官「あなたは検察官の質問に涙を流しました。なぜですか」
被告「その時のことを思い出して涙が自然と出ました。(長女が)お風呂につかった時のことを思い出して、泣いてしまいました。思い出すと悲しいことだったので、泣いてしまいました」
被告は長女を殺害後、自ら110番通報し、自首した。
鑑定人によると、女性は犯行時、疲れて精神状態が悪化していた。
検察官「長女との思い出はありますか」
被告「抱っこして歌い、家の中をぐるぐる回ってあやしてあげました。長女の(名を呼ぶ)声が聞こえるので生きていけないと、死なせないといけないと思いました。それが病気だからと思って、申し訳ない気持ちでいっぱいになって、どうしたらいいのかわからない気持ちです」
被告の夫は、被告に対する処罰感情を検察官に尋ねられ、小さな声で答えた。
「長女はすごくかわいかった。守ってあげられず本当に申し訳なかった。長女のことを思うと妻に刑罰で償って欲しいという気持ちは確かにある。ただ、妻が正常な状態に戻ってからしっかり考えたい」
検察官は論告で懲役4年を求刑した。統合失調症の影響で自分の行動の善悪を判断する能力や自らの行動をコントロールする能力が著しく劣っている「心神耗弱」の状態ではあったが、罪に問えない「心神喪失」ではない、と主張。「幻聴は殺害を命じるものではなく、(幻聴に)支配されていたわけではない」とし、夫の留守中に犯行に及んだこと、自ら110番通報したことなどをあげて、統合失調症の影響はあったものの、自分の行動を律し、殺害を避けることが十分可能だった、と述べた。「長女は最大の庇護者(ひごしゃ)である母によって殺された。抵抗出来ない乳児への極めて悪質な犯行だ」
一方、弁護側は「統合失調症の幻覚妄想が悪化し、極度な緊張状態だった。遺族が処罰を望んでいない」などと、執行猶予付きの判決を求めた。
10月30日、東京地裁判決。島田一裁判長は懲役3年執行猶予5年を言い渡した。
「長女が生後3カ月という短さでこの世を去った結果は重大だ。しかし、殺害を決意した原因は、統合失調症の幻覚妄想が悪化した中で生じ、長女を助けるためには死なせないといけないとの妄想に強く影響されていた。健常者に対するのと同様に強く責任を非難することはできない」
そして、執行猶予とした理由として、被告が自首したことや、服薬の結果病状が改善し、被告が自らの行為を理解しようとしていること、適切な治療を受けるために、夫や母親が協力すると述べていることをあげた。
判決後、会見に応じた男性裁判員の一人は「愛情を持って育てていたのが伝わった」と語った。1歳の子供がいる別の男性裁判員は「どの家庭でも起こりうる問題だと感じ、育児への姿勢を自戒した」と振り返った。(長谷文)
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