北芝健氏のいう「嫌がらせとしての尾行」とは
《この記事は追記されます。未完成です。より穏やかな表現に書き直されます》京都大学で潜入した公安スパイが捕まり、ナルシストのスパイを養うために血税を盗られる国民は、彼らのあまりの無能さにあきれ、反吐が出たことと思う。このブログの他の投稿を読んでいただくとわかるとおり、ごく平和な市民生活や芸術・創造・生産的活動の現場に入り込み、一般市民が10年20年かけてコツコツと積み上げてきた価値観も善性も破壊してゆく「哀れで、みっともない」クズと同様の生態が、広く報道された事件であった。彼らにとってはコンサートホールが、ライブハウスが、大学の自治会が。奴らにとってはここが「イスラム国」であり、奴らは勇敢に戦うイスラム国の戦士なのである。せめて日本人救出に諜報力(笑)を活用してほしいものである
元警視庁刑事の北芝健氏はそれに対して、裏ではどうだか知らないが、中核派の京大生を犯罪人扱いすることなく、公安の擁護に終始している。やや「紳士」といえる。
《以下引用、注釈は個人的な見解である》
「公安を舐めるな」元警視庁刑事が、イスラム国騒動北大生、京大拘束騒動に反論!
2014.11.09
11月4日、京都大学構内で公安捜査を担当する京都府警の30代の私服警官が、学生に拘束される事態が発生した。警察官は挙動が不審であったことから学生たちに問いただされ、そのまま監禁状態に置かれた。大学構内で行われていた政治集会を監視していたと見られている。数時間後に、大学当局、京都府警、学生らの話し合いが決着し、警察官の拘束は解かれた。
大学の周囲には、警察車両や警察官が駆けつけ、一時辺りは騒然となった。京都大学と京都府警の間には、日本国憲法23条で保障された大学の自治の観点から、警察官の学内侵入には事前通告を求める申し合わせがなされていた。
さらに6日発売の『週刊文春 11月13日号』(文藝春秋)では、イスラム国への参加未遂騒動を起こし、話題となった北大生に関する記事が掲載された。騒動以降、北大生には公安の尾行がついているが、「バレバレで面白い」と茶化す内容となっている。
公安警察といえば、実態が謎に包まれ、高い諜報能力を持った人間が集まる[1]組織という印象がある。だが、あっさり学生に捕まってしまったり、バレバレの尾行を行ったりする背景には、能力の低下があるのだろうか[2]。大学院講師(諜報+国際犯罪学)・元警視庁刑事の北芝健氏に話を訊いた。
[1]このような偶像をでっちあげ、維持させる目的だけに膨大なリソース(暇とカネ)が注がれている。彼らの活動は単に市民をいかに騙し、能力を高く見せるかという広報活動である。日本の公安のレベルは「日本はスパイ天国」という外国からの賛辞によくあらわれている。他国のスパイを見るとしっぽを巻いて情報を差し出すが、丸腰の自国民に対しては心身ともに危害を加え威嚇に余念がない。つまり、尊敬や共感により民主的に市民を導くのではなく、武力・暴力による屈服と服従を目指しているのである。もっともそれが警官であり、警察国家ということだが。一応、「立派に見せかけることが国を護ること」などという大義だけは持っているようだ。奴らに接触すると即座に『弱く、卑怯、無能』のヤカラであることに気づくことだろう。
[2]能力はもともと低い。奴らは安全な場所から出ることはない。所詮警官の定年までの暇つぶしである。税金を洗浄するために退職後も小遣い稼ぎのガスライティング作業は与えられるのである。
「公安警察の能力は、昔から全然変わっていません[3]。警察にはキャリア、ノンキャリアという身分制度上の呼び方がありますが、公安も分かれています。尾行など現場の仕事は、キャリアからの指令を受けたノンキャリアが担います。当然、スキルにもばらつきがある[4]。今回、京都大学で拘束された警察官は、末端として情報収集を行っていた人間であり、ルーチンワークの中で、たまたま捕まってしまったにすぎません[5]。捕まった警察官は、見た目も華奢で空手の有段者でもないように見える。その場で学生の話に応じてしまう人の良さも感じられます。私ならば、その場で襲ってきた人間をぶっ飛ばし、振り切って離脱するでしょうね[6]。北大生の件も、尾行がバレバレだからといって『公安はバカだ』となるのは短絡的です。尾行にもさまざまなタイプがあり、嫌がらせとしての尾行[7]もあります」〈関連投稿:共産党と公安警察〉
[3]参考図書wikipediaより
- 荻野富士夫 『特高警察』 岩波新書。ISBN 4004313686。
- 青木理 『日本の公安警察』 講談社。ISBN 4061494880。
- 鈴木邦男 『公安警察の手口』 ちくま新書。ISBN 4480061983。
- 竹内明 『時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層』 講談社。ISBN 4062161702。
- 谷川葉 『警察が狙撃された日』 三一書房。ISBN 4380982149。
- 小山善一郎 『日本警察官僚総合名鑑』 新時代社。ISBN 4787491059。
- 島袋修 『公安警察スパイ養成所』 宝島社SUGOI文庫。ISBN 4796672540。
- 海渡雄一 『反原発へのいやがらせ全記録』 明石書店。ISBN 4750339498。
- 大島真生 『公安は誰をマークしているか』 新潮新書、2011年8月20日。ISBN 978-4-10-610433-6。
[4]スキルにばらつきがある。つまりほころびのでる不良部品を抱えた組織であるということだ。組織は弱いところから崩壊する。公安のレベルは平均点ではないのである。一番低い構成員のレベルが公安組織の能力ということになる。めでたい組織である。たとえば日本の工業製品は部品一つ一つが高いレベルでとどまっている。リコールばかりでは即座に倒産、すなわち「死」ということになる。
[5]「たまたま捕まったに過ぎない」。みごとである。幼児のかくれんぼのレベルである。笑いをこらえるのに苦労する。
[6]それは頼もしい(笑)大学生をぶっ飛ばしてももう少し強い奴には土下座か。はたまた、ひたすら逃げるのだろうか。公安は大変である。
[7]嫌がらせとしての尾行。これが警察組織の「組織・集団ストーカー」である。その手法はこちら。
《(嫌がらせ尾行の)真実のゴールは、いくつかのケースでは、ターゲットをあらゆる形態の支援からも孤立させ、そうする事で将来の逮捕、収監、自殺強要の布石にすることである。この虐待の別のゴールはターゲットの世間体や信用を破壊し、ターゲットを心を病んだ人か情緒不安定な人に仕立てることである。》(gangstalking world FAQより一部抜粋)
京都大学で拘束された私服警官は、連絡手段に「LINE」を使用しており、上司と思われる人物からの「離脱しろ!」という指令が残されていたこともわかっている。「LINE」は、韓国系企業が提供するアプリである。ネットでは「情報ダダ漏れ」「韓国に情報筒抜け」といった反応もある。
「ばかばかしいですね。『捜査にLINEを使う奴はアホ、という奴こそアホ』だと言いたい。携帯電話でもメールでもなんでも盗聴の危険はあります。ただし、その場で瞬時に情報が取られることはありません。公安には特殊な記号、暗号、あるいはジェスチャーなどさまざまな連絡手段があります[8]。使えるものは何でも使う。あの場でもっとも使いやすいものがLINEだったに過ぎないのです。そこだけを取り出して、公安警察の能力の劣化を主張しても意味はありません」
[8]私が最近見た警官はライブハウスで落ち着きなくスマホを気にしていた。音楽も聴かず10~20秒ごとにポケットに手を入れ、着信を確認していた。チャットのソフトのようである。私がのぞき込むと「入りました」と書いてある。 安全なライブハウスなのだが、敵の陣地に潜入したかのような、また、テレビドラマの主人公になったかのような極楽ぶりである。この男についてはまた別の投稿で。
(文=平田宏利)
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